ブックタイトル研修総合カタログ 2019 Autumn Winter

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概要

研修総合カタログ 2019 Autumn Winter

クラウドの普及で再注目のLinuxクラウドの普及と足並みを揃えるようにして、Linuxトレーニングの人気が急上昇中。LPICは業務に役立つLinux資格として好評です。若手インフラエンジニアの登竜門ともいわれるLPICレベル1取得を短期間で目指す方向けに、新たに短期で資格を取得するためのコースを提供開始しました。会社案内各種サービス巻頭特集ビジネストレーニングITトレーニンググローバルトレーニングお役立ち情報Linux関連スキル保有者の確保は世界的な課題にThe Linux Foundationと米企業DICEが公開した「2018 Open Source Jobs Report」※によると、オープンソース関連技術スキルの必要性は上昇傾向にあり、Linuxの知識をもった人材の雇用と育成は最重要ととらえられています。また調査対象企業の過半数が、従業員のLinux関連資格取得費用を負担。外部からの採用のみに頼らず、トレーニングと資格取得により既存の従業員のスキルギャップを埋めています。グローバル資格のLPICレベル1試験が4年ぶりに改訂、5.0へLinux管理者を認定するレベル1、Linuxエンジニアを認定するレベル2、Linuxエンタープライズプロフェッショナルを認定するレベル3と、LPICではレベルごとにステップアップできるパスが用意されています。2018年、LPICレベル1の新バージョン5.0試験が提供を開始。クラウドの普及でどの分野の知識が求められているのか、旧バージョンとの変更点からひも解いてみましょう。新たに追加されたトピック仮想化ゲストとしてのLinux(ウェイト1※※)仮想マシン、Linuxコンテナ、アプリケーションコンテナ、SSHホストキーなどの知識が問われます。IaaSクラウド内での仮想マシンとしての利用が想定されています。ウェイトが上がったトピックシステムログ(ウェイト3→4※※)rsyslogの基本設定や、systemd-journaldの操作を中心に扱うトピックです。ウェイトの引き上げの背景には、パブリッククラウドの利用が進み、データウェアハウスなど分析基盤の調達が容易になったことから、ログの活用が従来以上に進んでいることがあるでしょう。ウェイトが上がったトピックデータ暗号化(ウェイト3→4※※)sshやssh-keygen、ssh-agentや設定ファイルなど、OpenSSH2サーバーとクライアントの設定と動作について問われます。Linuxをクラウド上の仮想マシンとして使用する場合、リモートログインに公開鍵認証を使用するのが一般的です。ウェイトの引き上げは、クラウド環境で安全にLinuxをリモート管理するための詳細な知識がLinuxのプロフェッショナルとして必要になっている証です。※※ウエイトとは:LPICでは、出題範囲のトピックごとに5を最高とした5段階の出題ウェイト(出題の比重)を設定しています。LPICレベル1試験では、最重要であるウェイト5のトピックは全42のうち1つしかないため、ウェイト4はとても重要度の高い項目です。トレノケートはLPIゴールドトレーニングパートナーLinux Professional Institute Certification(LPIC)は、ベンダーニュートラルなLinux技術者認定資格です。ワールドワイドでの累計受験数が60万以上、認定数が20万以上と、国際IT資格の中でも高い人気を誇ります。トレノケートは2019年3月、LPI日本支部とパートナー契約を締結しました。※出典:https://www.linuxfoundation.org/publications/2018/06/open-source-jobs-report-2018/38