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概要

Digest2020AW

クラウドと新しい生活様式世界的なCOVID-19パンデミックで、「新しい生活様式」への移行が始まりました。既存のITインフラ環境だけで、企業活動は問題なく遂行できますか?会社案内各種サービス「新しい生活様式」への移行は、クラウドの利点を見直す契機総務省の令和元年通信利用動向調査*によると、日本企業におけるテレワークの導入率は20%。オリンピック開催準備やCOVID-19の影響もあり、国を挙げて「テレワーク」が推奨されましたが、新しい生活様式への対応ができている企業が、未だかなり少ないことが浮き彫りになっています。しかし今後、「どこからでも仕事ができる柔軟なITインフラ環境」を持たない企業は、業務効率の低下や従業員の健康を損なうリスクなどの問題に直面することが予想されます。クラウド需要の驚異的な伸び巻頭特集ビジネストレーニングITトレーニング日本におけるクラウドサービスの利用企業は、約6割を突破。同調査の「クラウドサービスを利用する理由」のアンケート調査によると、「資産、保守体制を持つ必要がなくなる」といったコスト面や「場所、機器を選ばずに利用できる」という利便性が特に高く評価されています。スピード感を持ってこの大きな変化に対応するには、クラウドを利用することが得策です。クラウドサービスを利用する理由資産、保守体制を社内に持つ必要がないから場所、機器を選ばずに利用できるから安定運用、可用性が高くなるから災害時のバックアップとして利用できるからサービスの信頼性が高いから(情報漏えいなど対策)システムの容量の変更などに迅速に対応できるから既存システムよりもコストが安いからシステムの拡張性が高いから(スケーラビリティ)0% 20%40%18.618.425.924.8都市封鎖などで世界経済が停滞する状況でも、AWSやMicrosoftAzureなどパブリッククラウドの業績が大きく伸びています。今後一層クラウドの需要は伸びていくことは明白です。32.636.845.943.3■令和元年(n=1,375)クラウドサービス利用企業からの回答グローバルトレーニングお役立ち情報42マルチクラウドを前提としたエンジニアの育成クラウドの利用は、単一のクラウドだけではなく、複数の事業者のクラウドを組み合わせて利用する「マルチクラウド」の形態が主流です。クラウドを扱うエンジニアは、基礎知識や単一のサービスの知識を持つだけではなく、複数のクラウドを比較検討し、最もニーズに合うものを選択するスキルを持つ必要があります。トレノケートでは、ベンダーに依存しない汎用知識から高度なベンダートレーニングまで、様々なラインナップをご用意しています。*出典:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05a.html