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研修サービス事例:横河電機株式会社

研修サービス事例:横河電機株式会社



女性活躍推進で、目指すは風土改革

横河電機株式会社は、中期経営計画の人財戦略に基づきダイバーシティ推進の一環として、女性社員の活躍を積極的に推進されています。トレノケートグループのクインテグラルは、2015年度より毎年、女性社員を対象とする研修を提供しています。

お客様 会社概要

商号: 横河電機株式会社
資本金: 434億105万円 (2021年3月末現在)
業務内容: 制御事業、計測事業、航機その他事業
従業員数: 17,715人 (連結)
URL: https://www.yokogawa.co.jp/



今回お話を伺ったのは

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人財総務本部 本部室長 酒井正浩様     人財総務本部 本部室 佐々木史子様

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背景と課題

女性マネージャー倍増計画

女性活躍にいつから取り組まれ、当初の状況はいかがでしたか。

酒井様
2014年度末時点、マネージャーの女性比率が2.4%で、2015年に中期経営計画にて、女性マネージャーを倍増すると発表し、人財総務本部に専任組織「活躍推進課(現: D&I・組織マネジメント部)」を設置しました。性別に関係なく誰もが活躍できる環境を実現するということで、女性活躍とはしませんでした。その当時から佐々木が担当しています。

佐々木様
最初は、先進的な企業様に訪問させていただき、お話を伺いました。また、社内にヒアリングをして現状把握、分析から始め、弊社は、育児休職、育児時間、フレックスタイム制など制度はかなり前から導入しており、制度の利用実績、社員の意識調査から、男女ともに「働きやすい」環境であることがわかりました。一方で、「キャリア」という視点では、制度に男女差はありませんが、意識の面で課題があることがわかり、取り組みが始まりました。

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女性社員を対象とする研修

研修内容

2015年度からクインテグラルの研修をご採用いただいておりますが、今はどのように進められていますか。

佐々木様
研修の基本内容は変わりませんが、研修の前後も含めて毎年ブラッシュアップしています。

2020年度は下図のように進めました。研修前には、参加者との面談を実施して、研修の目的をきちんと伝え、研修テーマに関する参加者の関心ごとをヒアリングします。それを講師にお伝えして、適した事例やアドバイスを研修の中に取り入れてもらっています。また、参加者本人は、上司など身近なリーダーにインタビューをします。1つは、自分の強みを他人がどのように見ているのか、もう1つは、リーダーとしての失敗談とともにコツを聴いて、研修前に自己理解を深めてもらいます。また、「ウーマン リーダーズ イン ビジネス」の研修後には、意識の継続のために、フォローアップ研修の実施やその研修終了時に「コミットメントレター」として、アクションプランと自身へのメッセージを書き、3ヶ月後に、それを見て振り返りレポートを提出し、講師よりフィードバックをもらうという流れにしています。

また、フォローアップ研修では、社長と女性マネージャーが登壇するパネルディスカッション「キャリアとリーダーシップについて」を実施し、参加女性社員へエールを贈ります。この場には、過年度の参加者も視聴できる機会とし、意識を継続するきっかけにしてほしいと思っています。

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オンラインでは全員が最前列

2020年度はオンラインでの実施となりましたが、いかがでしたか。

酒井様
オンライン研修では全員が最前列に座っている感じになりますね。参加者の意識は高くなりますし、参加しやすくもなりました。

行動変容が目に見えてわかる

研修の成果はいかがでしょうか。

佐々木様
参加者の上司から「一体、どんな研修をやっているの?」と聞かれたことがありました。部下の主体的に仕事にかかわる行動の変化に驚いたようです。また、参加者本人からは、研修を受けたことで、ストレッチな機会を"まず、やってみよう"と受けてみることにしたと報告があったり、人に自分の思いを遠慮せず伝えるようになったり、他責にしたままにせず自ら動くようになったりなど、たくさんの声が届きます。

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その他の女性活躍推進の施策

キャリア開発会議

女性活躍を推進するために、研修以外に実施されていることはありますか。

佐々木様
女性マネージャー育成候補者一人ひとりの育成計画を策定しています。年1回、候補者の上司など関係者と、今の強みを活かして将来期待するマネージャーとしての姿とその成長課題を踏まえて、経験をデザインしPDCAを回していく活動をしています。

仕事と育児の両立を支援

佐々木様
女性マネージャー育成候補者だけでなく、育児休職から復帰した社員がチャレンジせずに諦めてしまわないように、アンケートにて声をひろい、取り組みを行っています。例えば、上司とのコミュニケーションを促進する仕組みの構築、職場復帰セミナーの提供、搾乳室の設置などがあります。今後は、パートナーとともに、子育てができる社会を目指して、男性の育児参加を促す活動もしていきたいと考えています。

多様なバックグランドをもつ部下の育成力強化

酒井様
2020年度より1on1を導入して、マネージャーの育成力も強化しています。マネージャーの評価項目には、部下育成も組み込んでいます。キャリア開発会議をもたなくても、マネージャーが性別問わず各部下のキャリアプランを自然に考えるようになることが目標です。

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成果と展望

マネージャーの女性比率2.4%から7.7%へ

女性活躍推進の成果をお聞かせください。

酒井様
2014年度末にマネージャーの女性比率が2.4%だったのが、2020年度末には7.7%になりました。さらに今春、女性の執行役員が2名誕生しました。新卒採用においても、2021年は女性の比率が50.2%でした。数年後には会社の雰囲気も大きく変わるでしょう。これらの女性活躍推進は、弊社の風土改革につながっていきます。

風土改革

風土改革について詳しくお聞かせください。

酒井様
弊社は戦略的転換点を迎えています。これまでプラントなどのミッションクリティカルな分野を得意としてやってきました。ここでは安全で確実な仕事が求められ、失敗を許容できません。しかし、今日では、新しい事業分野への進出やビジネスモデルの変革などをしていかなければなりません。ここで求められるのは「挑戦」です。一人ひとりが尊重されて平等な機会を得て活躍できる環境をつくり、失敗も糧に新しいことへの挑戦を奨励する企業文化や組織風土に変化していく必要があります。

佐々木様
弊社では「働きがい改革」を進めています。社員は未来を共創するパートナーです。女性活躍も女性社員の働く思いに寄り添って、選択肢を広げていきます。そして、それを本人の意志で選択することで覚悟ができ、働きがいにつながると思っています。

酒井様
責任も発生しますが、頑張った人が報われる「厳しいが、どこかあたたかい組織」を目指しています。 風土改革は、人の気持ちを変えていくという息の長いものです。10年後振り返った時に、変わったかなと思えれば良いと思います。男性、女性の壁のない自然に誰もが活躍する組織になっていたいですね。

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クインテグラルへの評価と期待

信頼できる研修のプロ

最後にクインテグラルを毎年選んでいただける理由や期待されることをお聞かせください。

酒井様
クインテグラルは、弊社の課題を一緒になって考え、きめ細かく柔軟に対応してくださいます。ただ単に研修をお願いする会社ではなく、「女性活躍研修のパートナー」として位置付けています。講師の浦さんも素晴らしいです。今後は、オンラインでの研修内容の伝え方や、場の共有などツールも含めて新しい提案を期待しています。

佐々木様
研修のプロとして、とても信頼しています。研修を通じて、参加者の意識や行動の変化へつながっていることを実感できています。今後も、研修効果を最大化するために共に考えていく場をもちながら、研修を提供していただきたいと思っています。

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講師の声

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クインテグラル株式会社
パートナー講師
浦 亜弓


研修は「変化の最前線」

本研修を初年度から担当しています。近年感じるのは、経営トップからのメッセージが浸透してきているため、研修に参加されている方々が、「自分が動いて、変化をつくる」という気持ちを強くしているということです。学んだことをひたむきに実務に応用しようと努力されている姿をフォローアップ研修やコミットメントレターで知ることができます。それを支えていらっしゃる酒井様と佐々木様が、研修という限られた枠組みを最大限に活かそうとされる真摯な態度に毎回驚かされます。それにお応えできるよう、私は常に研修は「変化の最前線」と心掛けています。今後もお二人や参加者とのコミュニケーションを基に最新の事例やアドバイスを交えて、研修を実施していきます。

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