コース概要
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携帯電話およびPHSの契約者数は1億2,000万台を突破したといわれています(平成21年度 総務省統計)。その中でもスマートフォンの台数は飛躍的に伸びており、2011年度「デジタルコンテンツ白書」では、1,700万台と発表されました。これは前年の倍近い伸び率であり、今後もこの傾向は加速すると見られています。
ビジネスでWebを活用するユーザー(発注側)企業にとっても、制作を担当するベンダー・プロダクション(受注側)企業にとっても、十分に経験を積んできたPCサイトやフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)の案件は、業界標準となるような知見が蓄積されておらず、課題や悩みを抱えている現状があります。
本講座は、毎年300名以上が受講する定番の企業研修「ロジカルWebデザイン」講座シリーズの特別編として、スマートフォンのユーザーインターフェイスを発注(受注)し企業活動の目的を達成するための基本的な知識と考え方を学びます。
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学習内容
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1. スマートフォンを取り巻く動向
- スマートフォンのシェア
- 続々と登場する端末
2. 制作に必要なフロー・タスク
- スマートフォン向けの開発フロー
- PCサイト制作フローとの比較
- プロトタイピング
- タスクの共有
- 制作にかかる工数/金額
3. スマートフォンのユーザビリティ
- なぜユーザビリティが必要か?
- ユーザビリティとアクセシビリティ
- アクセシビリティ
- ユーザビリティ
- 制作のポイント
4. 情報設計
- 情報設計の必要性
- 目的の明確化
- アプリケーションとサイト
5. UI設計
- iOSとAndroid UIの違い
- 基本となる構造パターン
- スマートフォンのナビゲーション
- 良し悪しの見分け方
6. 制作のための技術・知識
- HTML5とCSS3
- HTML5とは?
- CSS3とは?
- レスポンシブデザイン
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