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情報システム部門の新入社員として最高のスタートを支援
ITスキルに留まらない、多様な業務への適応を目指して

ボリュームディスカウントプラン事例紹介

(公開日:2025年9月30日)

お客様概要

業界・業種 製造業
企業規模 従業員4万人以上(単独)
所在地 愛知県
研修の対象者 情報システム部門に配属される新入社員

サービス導入の背景や課題

  • 課題1

    課題 ①
    情報システム部門の
    拡大・強化に伴う人材不足

  • 課題2

    課題 ②
    ITスキルとビジネススキルを
    兼ね備えた人材が必要

A社では、社内でのIT・デジタル活用を拡大しており、それを支えるため情報システム部門の拡大・強化しています。その一環として新入社員の採用・配属も積極的に行っていましたが、配属後のOJTにおいて、新入社員に求められる初歩的な知識不足への対応に時間を割かれており、現場の負担が課題となっていました。また、情報システム部門では多様な業務への適応力が求められるため、ITだけではなくビジネススキルも兼ね備えた人材が必要とされていました。

しかし、外部の専門企業に委託を検討した際には複数社合同での研修が多く、情報システム部門に特化した育成サービスをカスタマイズできる企業はなかなか見つかりませんでした。A社では、新入社員研修を通して社員同士のコミュニケーションを促進したい狙いもあったため、A社単独での研修を開催できることが条件の1つでした。

またカリキュラム面だけではなく、運営面についても重要視していました。人事担当者は日々のさまざまな業務がある傍らでスムーズに研修を運営する必要があったため、受講者の管理や必要に応じたオンライン・対面の切り替えなど、柔軟なサポートを求めていました。

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カスタマイズと細やかなサポートで、
負担の軽減と研修効果を両立

トレノケートでご提供する一社向けの研修では、お客様の要望や課題に合わせてカリキュラムや日程、実施方法など、さまざまなカスタマイズが可能です。また一気通貫での運営体制で研修提供にあたっており、ご担当者の細かい負担を取り除くことができます。

A社の情報システム部門に配属される新入社員研修についてのお困りのポイントや運営・カリキュラムのご要望にお応えすべく、下記の対応を行いました。

① ITの基礎から最新技術、実践スキルまで、幅広いカリキュラムを構築

新入社員の中には、ITについて初めて学ぶ社員も含まれています。配属後、すぐに業務に適応するために必要なITの基礎知識はもちろん、社内システムの維持や開発、またDX推進に求められる考え方やスキルについても身につけられる29日間のカリキュラムを提案しました。

提供カリキュラム

② 知識の定着を促し、研修効果を高める工夫

前提知識や研修期間中の理解度は社員それぞれで異なります。トレノケートの新入社員研修では、一人ひとりの進行度合いを把握し、適切にフォローしていくことで全員を一定レベル以上まで育成します。もちろん、肝心の研修そのものについても、実践的な演習を含めたカリキュラムを、「教えるプロ」である講師が担当し、学習効果を最大限に高めます。

  • 受講者のやる気を引き出す質の高い講師
  • 座学だけではなく、豊富な実践的な演習
  • 質問対応・フィードバックなどのきめ細やかなサポート
  • 初学者向けの補講・個別面談などのフォロー体制

③ 社内の負荷軽減

研修に付随する業務は、研修の実施だけではありません。
長期間にわたる研修期間の中では、それぞれの社員の得意・不得意やモチベーションの差が学習効果に大きく影響します。人事ご担当者が個別にフォローを行わなくても研修効果が最大化できるよう、ITスキルだけではなくビジネス的な要素も含めてフィードバックを実施したり、確認テストの結果など理解度の状況を見て、復習を行う日を別途調整して設けたりなど、様々なサポートを行いました。
また、配属後を見据えて、受講者それぞれの特徴などの報告も取りまとめ、共有いたします。

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新入社員の主体性を引き出す学びの設計

学びの場は、新入社員研修の期間だけではありません。A社は、「自分で学び続ける」姿勢を新入社員にも見つけてほしいと考えていました。
トレノケートは、研修の中で互いに教え合う場を設けたり、グループワークやペア学習を行ったりなど、主体的な学びとなるようカリキュラムを設計しました。

グループディスカッション

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導入後の成果

トレノケートの新入社員研修を実施するようになってからは、情報システム部門に配属された新入社員のキャッチアップが早まり、現場でのスムーズな立ち上がりが実現しました。これにより、OJT担当者からの基礎知識の教育やフォローが不要となったことで、配属受け入れ側の負担が大幅に軽減されたと好評です。社員の負担としては、教育担当者の研修運営工数が減少したことで、他の施策にリソースを割けるようになるという効果も見られました。

また、配属された後も、新入社員自らによる継続的な学習習慣が定着しており、目指していた「自ら学ぶ姿勢」が研修を通して育っていたことがうかがえます。

A社は、今後は、さらなるレベルアップのため、2・3年目での技術の高いレベルの研修を計画しているとのことです。

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ご担当者のメッセージ

ご担当者

新入社員研修をトレノケートに依頼してから、4年目となります。
毎年の課題に合わせて内容をブラッシュアップしていただきとても感謝しております。また、報告の際には昨年や例年とも比較した新入社員の特徴なども共有いただけるため、大変助かります。

配属後の新入社員が誰も辞めることなく、活き活きと仕事をし、現場で活躍をしている姿をみると、研修の企画や運営は苦労しますが、その分の達成感を味わうことができます。同じように、情報システム部門に配属される社員に必要な研修の企画や実施に悩んでいる方は、トレノケートにご相談してみてはいかがでしょうか。
※お客様の育成ご担当者に実際にいただいたお言葉より抜粋・編集しています。

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