仮想化技術
クラウドを支える主要技術のうち、最も注目されているのが仮想化です。
仮想サーバーは物理的な台数・機能の制限を回避し、自在にサーバーシステムを構築することができます。
VMwareは仮想化専業のベンダーで、その製品は業界のスタンダードとしてトップシェアを誇り国内外で広く使われています。
利用率の低いサーバー群を1台のサーバーへ統合し、複数の仮想サーバーを運用することでコスト削減をしたり、
サーバー台数を多くすることでシステムの性能があがるスケールアウトも容易になります。
また、サーバー仮想化のメリットは、サーバーの追加が短時間でできたり、サーバー構成の変更・チューニングが柔軟にできるため、
変化の速いビジネスにおいて企業競争力を高めることができます。
VMware認定資格
難易度によって4つのレベルで構成されます。
技術分野によって、データセンター仮想化(Data Center Virtualization)、ワークフォースモビリティ(Workforce Mobirity)、クラウド(Cloud)、
ネットワーク仮想化(Network Virtualization)の4つが用意され、それぞれの職務分担や業界にとって適切な認定試験を受けることができます。
VMware認定資格体系 Version6登場
2015年、認定資格Version6が登場しました。詳しくは、
VMware運用管理者 コースフローをご覧ください。
大きな変更点は以下になります。
1. VCP資格の取得前提として、vSphere ICM(VMware vSphere: Install, Configure, Manage)
コース、およびvSphere 6 Foundations 試験の合格が義務付けられました。
(ただし有効なVCP資格を保有されている方は、免除となります)
2. VCAPは、VMware Certified Implementation Expert (VCIX)と名称が変更されました。