年間600名を超えるDX人材が参加した
「各組織向けDX人材育成プログラム」第一三共株式会社
概要
第一三共株式会社では、2022年よりDX人材育成に着手されています。2022年にはデジタルスキル標準をベースに社内各組織でDXを推進する社員の人材像とスキルを定義。各組織で選抜されたDX人材に対しての育成プログラムを企画、2024年から本格的に提供を開始しました。
年間600名を超えるDX人材が参加した「各組織向けDX人材育成プログラム」の企画・運営を担当するDX企画部の泉様、福田様に取り組み内容について詳しくお話を伺いました。
背景と課題
①人材育成専門会社のノウハウを参考にDX教育企画を進めたい
ビジネスとデジタル・データの双方を理解する現場メンバーに対してDX人材育成を行うにあたり、育成プログラムだけでなく、DX人材育成全体に対して人材育成専門会社から専門性の高いアドバイスをもとに進めたかった。
②DX人材育成担当者の運営負荷を軽減し、企画に注力したい
DX人材育成担当者が2名と限られたリソースの中、600名を超えるDX人材育成の運営まで対応するのが難しかったため、人材育成専門会社の事務局代行サービスを検討したいと考えていた。
トレノケートへの評価と期待
Q. 第一三共様にて定義された人材像・スキルに合わせて育成プログラムの策定・教育提供をこの1年ご支援させていただきましたが、弊社への感想をお聞かせいただけますか。
そうですね、大きく分けて3つあります。1つ目は、弊社が目指すDX、それを実現するために必要なDX人材の要素について解像度高く理解をいただいたことです。2つ目は、研修サービスの質が非常に高いと感じました。3つ目は運営まで一気通貫でお任せできる「事務局サービス」が非常に助かっています。
私たちは、国内全グループ会社のDX人材育成を2名で担っています。今回、年間で全16コース52開催という規模で計600名超への研修を実施しました。募集から研修詳細の案内、当日の設営、アンケート回収まで一連の運営業務を2名で実施するのは他業務のことを考えると現実的ではありませんでした。
運営をお任せできたことで、結果的に600時間もの時間を生み出すことができ、本来時間を割きたいと考えていた企画に専念できました。これは本当に助かりました。
提供した研修サービス