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DiSC (行動スタイル分析)ベーシック・基本行動コーチング編


期間  3日間 時間  9:00~17:30
価格(税込) 1社様向け 主催  トレノケート
形式  講義+演習 コースコード  PMC0183G

対応チケット/ポイント等

  • 19.5 PDU (Power Skills)
    PDU対象コース
このコースは定期開催しておりません。1社様向け研修としてご要望にあわせて開催いたします。
詳しくはお問い合わせください。

ワンポイントアドバイス

このコースでは、DiSC行動スタイル分析を学習したうえで、コーチングの基本スキルと、問題解決を支援する会話のモデルを活用したコーチングを、ロールプレイ演習を通じて学習します。 DiSCロールプレイ演習では、自分の行動スタイルを理解したうえで、相手の行動スタイルを意識して、より効果的なコーチングができるように練習していきます。 以下では、DiSC行動スタイル分析について説明します。 多様な価値観、行動スタイルのメンバーが集まったチームを、成果が出るチームに成長させるために、まずはメンバー間の信頼関係構築が必要です。効果的なチームビルディングの土台となる、自己理解、他者理解、他者適応の基礎を学べるコースです。 DiSC® アセスメントは診断テストではなく、職場における行動スタイルの分析ツールです。あなた自身そして他者を理解するためのシンプルな枠組みを提供し、コミュニケーションの「共通言語」として機能します。 DiSC® を効果的に活用することで、以下の効果が得られます。 ・チームに共通言語を提供し、相互理解を促します ・会話やチームビルディングの出発点として機能します ・職場のコミュニケーションを改善します ・これまでどうしても理解できなかった人を理解する助けとなります ・コンフリクトを減らし、お互いの誤解を防止します ・顧客のニーズに合わせて、アプローチを調整できるようになります ・部下をより効果的に育成する手がかりになります ・「DiSC®」、「Everything DiSC®」は米国John Wiley & Sons社の登録商標です。 ・日本語版開発及び、総販売代理権はHRD株式会社が所有しています。

対象者情報

対象者
・業務経験3年以上のメンバー
・後輩を指導する立場にある方
・プロジェクトマネージャやプロジェクトリーダーなど、チームやメンバを育成する立場にある方
・あらゆるチームのリーダー、もしくは、これからリーダーになる方
・今後プロジェクト・マネジャーやプロジェクトリーダーを目指す方
・現在プロジェクト・マネジャーやプロジェクトリーダーをなさっている方
前提条件
事前課題として、DiSC行動スタイルのアセスメントを実施し、アセスメント結果を印刷して読み込んでから受講いただく必要があります。
コース受講時には、印刷したアセスメント結果を持参していただく必要があります。

オンラインで実施する場合は、必ず下記の環境での受講をお願いいたします。
・社外の共有サーバー(one drive)にアクセス可能なネットワーク環境
・キーボード付きのPCでの参加 ※スマートフォンやタブレットのみでのご参加はできません

学習内容の詳細

コース概要
このコースでは、以下の2点を学習します。
まず、チームビルディングの基礎である行動スタイルについて学び、
次に、相手の行動スタイルを意識して、より効果的に問題解決を支援するためのコーチングのスキルを学びます。

以上のスキルを基礎から段階的に積み上げて学習していきますが、より実践的なスキルを習得していただくために3日間のアクション・ラーニング形式のカリキュラムを採用しています。

受講者は、事前課題として、行動スタイル分析のアセスメントを実施し、そのアセスメント結果のレポートを十分に読み込み、演習ワークシートに整理した状態で、1日目の研修を受講します。

1日目の前半は、事前課題で取り組んだ演習ワークシートの内容を共有し、自己理解を深めるとともに、自分と違う行動スタイルについても理解を深めます。

自分の行動スタイルと、他者の行動スタイルの特徴を把握し、相手と良好な関係を築くために、どのようなアプローチが効果的なのかを体験します。

1日目の後半からは、学習した行動スタイルを意識して、より効果的に相手の問題解決を支援するためのコーチングのスキルを学びます。

行動スタイルを意識して、コーチングスキルのアプローチを変えることで、より効果的なコーチングを実施することができることを体験します。

2日の後半からは、学習したスキルをOJT期間(期間は3週間程度を想定)で、職場でどのように実践するのかの行動計画を立てます。

OJT期間では、行動計画にしたがって、学習したスキルを職場で実践します。実践した結果は、各自振り返り(良い点、改善点両面から)をしていただき、行動計画のフィードバックの項目に記入します。

3日目の研修では、OJT期間で実践した結果を共有します。共有する際は学習したコーチングのスキルを活用し、相手の行動スタイルを意識して、より効果的に問題解決を支援する会話を実践できるよう練習します。

3日目の後半は、問題解決を支援する会話の流れを、仕事の様々な場面で応用する方法について学び、今後職場でどのように実践して成果にむすびつけるのか、行動宣言をして終わります。
学習目標
このコースでは、行動スタイル分析とコーチングを活用し相手の問題解決を支援するための基礎を学びます。
〇行動スタイルについて
自己理解:自分の行動スタイルを特定し、行動の動機となる優先事項を確認する
他者理解:自分と異なる行動スタイルの人に対するあなたの反応を理解し、一緒に働く人を理解するために行動スタイルを応用する
他者適応:職場でより効果的な人間関係を築くために、行動スタイルを活用する
〇コーチングについて
コーチングの基礎スキルを理解する
相手の問題解決を支援する会話の流れを理解する
相手の行動スタイルを意識したコーチングのプロセスを理解する
学習内容
〇1日目の内容
事前課題で取り組んだ演習ワークシートの内容をもとに、以下の3つのモジュールを学びます。

モジュール1: 自分の行動スタイルを知る
 自分の行動スタイルを特定し、行動の動機となる優先事項を確認する
 各スタイル間の類似点や相違点を理解する

演習
参加者は各スタイルを紹介する映像を見て、自分の行動スタイル、優先事項が自分の行動にどう影響するか、何が動機づけになり、何がストレスになるかを学びます。

モジュール2: 他のスタイルを理解する
 自分と異なる行動スタイルの人に対するあなたの反応を理解する
 各スタイルの人と働く際に、自分にとって役立つことと課題となることを特定する
 一緒に働く人を理解するために行動スタイルを応用する

演習
 参加者は4人の行動スタイルの違う登場人物に関する映像を見て、彼らと共に働くことで得られる利点と課題点について話し合います。
 参加者は、行動スタイル別にグループに分かれ、自分たちとは対照的な行動スタイルを持つ登場人物について、共に働く際に難しい点と理解できる点を話し合います。

モジュール3: より効果的な人間関係を築く
 他の人から、人との違いに適応する方法を学ぶ
 職場でより効果的な人間関係を築くために、行動スタイルを活用する
 より効果的な人間関係を築くための行動計画を立てる

演習
 参加者は、各行動スタイルの人と働く際の課題と、その対応策について語る4名の登場人物の映像を見ます。
そして、特定のスタイルの人とより効果的な人間関係を築くための対応策を考え行動計画を立てます。

〇2日目の内容
1. コーチングの基礎スキル
 ラポール、傾聴、承認、質問、フィードバック
 演習 傾聴のスキル(要約の基本形)
 演習 傾聴のスキル(共感を示して聴く)
 演習 承認のスキル

〇OJT期間の内容
行動計画にしたがって、学習したスキルを職場で実践します。実践した結果は、各自振り返り(良い点、改善点両面から)をしていただき、行動計画のフィードバックの項目に記入します。

〇3日目の内容
職場で実践した結果の共有
OJT期間で実践した結果を共有します。共有する際は学習したコーチングのスキルを活用し、相手の行動スタイルを意識して、より効果的に問題解決を支援する会話を実践できるよう練習します。

2. 問題解決を支援する会話の流れ
 相手の問題解決を支援する会話のフレームワーク
 演習 問題解決を支援する会話(準備 セルフコーチング)
 演習 問題解決を支援する会話(実践1回目 ロールプレイ)
 演習 問題解決を支援する会話(実践2回目 ロールプレイ)

3. 相手の行動スタイルを意識したコーチングのプロセス

ご注意・ご連絡事項

・本コースはオンライン対応です

講師からのメッセージ

インストラクター
インストラクター 演習では、自分の行動スタイルとメンバーの行動スタイルの違いを理解し、より効果的なコーチングができるように練習していきます。